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記憶(李連杰)のしまい場所
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あなたは天使に違いないと。


はな半の 「僕は天使なんかじゃない」、もう読んだ?
ここを見て下さってる方は、ほぼもれなくあぢこさん所をご覧になってるだろうから、
私がはな半で長々と熱くなってるのをご存知だろうけど、それでもどうしても、
もう少しだけ触れておきたい。  (というわけです、あぢこさん、ありがとうございます)

 違う。僕はただ、毒を作り出す者だ。
 作り出したたくさんの毒を自分の子孫に与えている。
 だから僕は、自分が食べ終わったら自分で拭う。

子供が産まれ母乳で育てるにあたり、私の体内に溜まったダイオキシンを排出し、
娘に与える事になると知った時、情けなさにただただ泣いた。
自然の生業が、子供を毒すことになる、その恐ろしさに涙が止まらなかった。
だからせめてこれ以上、娘の体にダイオキシンが溜まらないように、少しでも排出を促せるように、食事にはかなり気を遣ってきた。

子供を持って世界とのかかわり方が変わった。
母親となった私が身を持って感じた罪深さが、連杰の体にも染み込んでいる。
(それも私のような個人レベルなんかじゃなくてね。)

自分たちが便利に暮らしてきたツケを、子孫たちに払わせる事を、「毒」とまで言うほどに
罪悪に感じている連杰。
だからこそこんなにも謙虚なんだね。
謙虚で深くて純粋で必死で。

訳文を読んだ時からずっと思い浮かべてるものがある。
それは童話 「幸せの王子」

人を思いやる優しさ、心からの奉仕の気持ち、無私。
自分にできることだけを考えて、できる全てを与える。
でもそれは与えているようでいて、幸せを貰っていることでもあったと気づく。
そして天使になった王子。

無垢で純粋で、一途で必死で。
そんな愛を見せて愛を広げていく連杰のその姿は、やっぱり天使に違いないと思う。


そしてもう一つ、とても気になったのがこの言葉。

 僕は、最もきれいなエネルギー源というものが存在すると信じている。
 今、と言うのではない。これから5000年経った未来の科学技術システムにより、
 石油も使わず、いかなるシステムも用いず、既に地球に存在している元素が発見される。
 僕たちが現在使っているコンピューターのようなものだ。

連杰は漠然とした言い方をしてるけど、頭の中ではもっとイメージが固まってるよね。
その歯車の一つとして、今から小さな事を始めて行くんだね。
それが最終的には、きれいなエネルギーに集結していくんだよね。

それはきっと、人間の心の中にあるものなんじゃないのかな?

この話、もっと詳しく聞いてみたいな。
連杰の頭の中にあるそのイメージを覗いてみたい。


今回の連杰の言葉は、去年の 「世界で一番の乞食です」と同じくらい、心に沁みました。
深く深く沁みました。

映像
http://video.sina.com.cn/finance/hy/20091206/233923699.shtml 
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誰もみな、
罪深いんですよね。意識的であろうと、無意識であろうと、なんの罪も犯さないで生きることは、誰にとっても不可能です。子どもの頃悩みました。どうやったら、蟻を一匹も踏まずに歩くことができるだろう、と。でも、どう考えてもそれは無理でした。

だから、ということではないけれど、どうかご自身を責めないで。これもまたずいぶん前の話ですが、某メーカーのヒ素ミルクの問題が起こったとき、それを知らずに子どもに飲ませてしまった母親たちに某弁護士が話を聞いて回ったら、多くの母親がメーカーを怒るどころか、母親である自分を責めていた、というお話もあります。

母親って、きっとそうなんでしょうね。
子どもの健康の全責任を負っている。
ジェットもまた、社会全体に対して、母親のような、何か強い愛情と責任感を持っているような気がします。

そう、彼は基金を作り上げ、「産みの苦しみ」を知っている。そして、この子が一人前になるまで、自分を律しながら、影になり日向になり、育てていくのでしょう。そして時として、わたしたちにもいろんな示唆に富んだ話をしてくれる。

母親のようで、大地のようで、太陽のようで、父親のよう。
神のようで、天使のようで、花のようで、光のよう。
なんというか・・・わたしにとっては、何か“大いなるもの”に近いかな??

ほんと、プルーさんのおっしゃるように、彼のお話をじっくり聞いてみたいですよね。
(長くなって、すみませんでした)
YOU-MEI 2009/12/07(Mon) 編集
Re:誰もみな、
不可能なんですよね、分かってはいるんです。
でも娘に、なるべく蟻を踏まずに歩くよう言ってしまう未熟な親です。
未熟者だけど、ありがとう、大丈夫ですよ。 責めて泣いたのは昔のこと。
それでも母乳のメリットを信じて来たのだから。
そうやって自分が信じて決めた事だから、責任もあるんですが。

そして確かに。
連杰は罪悪感だけでなく責任感を持ってますよね。
愛情と責任感が母親を連想させるのかな?
上手く言えないけど、YOU-MEIさんが言うように母親のようなところ、確かにあると私も思います。
人としての完成形に限りなく近づいてるから、両性を感じるのでしょうね。
だから“大いなるもの”に感じるんじゃない?
そのくせ可愛かったり、いたいけだったりするから、身近にも感じられちゃう。(そしてそれが煩悩を呼ぶ・・・)

>母親のようで、大地のようで、太陽のようで、父親のよう。神のようで、天使のようで、花のようで、光のよう
歌のように心地いいです・・・
特に花。
私も連杰って花のような人だと思ってるの。(そうだ、これ記事にしよ!)

長文読解大好きだから、またお待ちしてまーす。
 【2009/12/09】
ただ、
漠然としか考えられない私のような人間にもきっかけをくれるんですね。
そのエネルギーは何処から来るのでしょう?

なんだかりんちぇの「ボクは幸せだ。本当に幸せなんだ。だからそれをみんなと分かち合いたいんだ」という言葉を思い出しました。
あっこ 2009/12/08(Tue) 編集
Re:ただ、
そーなんです。
いつもぼんやりしている私なぞにも、様々な事を考えるきっかけをくれるんです。
連杰の考えてる事って何だろう、どう感じているんだろう。
連杰の気持ちに沿いたいと思う事で、少しでも自分も成長できていたらいいな、なんてね?

>だからそれをみんなと分かち合いたいんだ
ここに至るまでの連杰を思うと、胸が一杯になります。
 【2009/12/09】
うんうん!
そうか・・連杰は母親だったのか(´∀ `)
地球の、人類の、世界中の迷の!
優しく包んでくれる母親そのものです。

そして、そんな母親に育てられている子供達。
そんな私達は幸福です(*^-^*)
mayu 2009/12/09(Wed) 編集
Re:うんうん!
ね! 優しく包んでくれる感じが、まさに母親を思わせますよね?
幸せです、私たち!・・・・でも・・・・でも・・・・

母親に不埒な愛情を感じる私は、鬼子かなぁ?
 【2009/12/09】
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